ABOUT ME

幼少期〜学生時代

幼少時代は、3歳下の妹と才能の塊で真面目な職種なのにおちゃらけが出てしまう父、いつでも自分で設定した目標に向かって進み続ける母の元で元気いっぱいに育ちました。実家が田舎にあったこともあり、夏は川に泳ぎに行って冬は半袖で外を駆け回るような、いつも自然が生活の一部にあるような毎日でした。

中高は、「地元の中学は廊下をバイクが走っている」という嘘か本当かわからない噂を聞き、それならばと私立中学を受験し、そこで気の合う仲間と本当に楽しく中高6年間を過ごしました。その後、東京の大学を受験することを決め、ホームシックになるかと思いきや逆に自由な大学生活を謳歌し卒業。就職はそろそろ地元に戻ろうかと思い、関西に本社のある商社に行くことにしました。正直、かなりノリで進路を決めていた学生時代だったと思います。

社会人になってから

無事に入社できた伊藤忠商事では建設部門(大阪)における初めての女性総合職として配属され、不動産開発に携わりました。強烈な個性の上司や商社ならではの社風に魅力を感じながらも、激務と最愛の父の死などが重なり当時急激に高まったストレスに対処できず、数年で退社となってしまいました。これまで楽しく好き勝手にさせてもらっていた人生で初めての挫折となり、この頃は本当にメンタルもボロボロで死の誘惑を感じるほどの状態で毎日を過ごしました。

その後メンタルと体調が戻ってから、これから何をしようと考えていた時に、当時日本でまだ数えるほどしかなかった民泊という不動産活用のアイディアを聞き、知人と2人でやってみることにしました。商社時代に貯金をほとんどしていなかったので、最初はお世辞にも治安がいいとは言えないエリアの格安物件から始め、色々と苦労しましたが物件数を伸ばし、2年目には世間的にも民泊の認知度も上がる中、物件管理数も100件以上となり関西で1位の物件数の民泊会社となっていました。

コーチングとの出会い

売上も飛躍的に伸び事業も順調になる中、一気に社員も増えたのですが、前職で上司としての経験を積んでいなかった私はマネージメントに行き詰まりました。どんどんと辞めていく社員や辞めなくてもストレスで以前の自分のように病んでいく社員。どうしようか悩んでいた時に、当時の取締役から「コーチング」というものがあるらしいと教えてもらい、コーチングを体験させてもらうことになりました。

コーチングを受けてわりとすぐに、マネージメントに行き詰まっている理由がわかってきたのですが、それだけではなくその奥にある自分の思考や行動の癖についても見えてきました。なぜ最初の会社を辞めることになってしまったのか、個人事業で自由度も高いはずだったのになぜまた人間関係で悩むようになったのかなど、これまで繰り返し行き詰まったことの理由が一気につながり始めて、大袈裟な言い方ですが、ものの見方がひっくり返ったのを実感しました。

コーチングで得たもの

その後悩んでいた民泊事業でのマネジメントの問題は、コーチングのおかげもあり無事解決できましたが、同時に数ヶ月でこれまでにないほど行動やものの見方が変化したコーチングというコミュニケーションに非常に興味を惹かれ始めている自分に気がつきました。

どうしても自分でもコーチングを学んでみたいという思いが強くなり、民泊事業を譲渡した後、日本のコーチング業界最大手のコーチエイにて講座を受講し、認定コーチの資格を取得しました。

コーチングを受けて得たものとして、より深い自己理解や目標達成の方法などいくつかありますが、改めて考えてみるとやはり一番は「自分で納得して選べるようになった」ことではないかと思います。

それまでの自分は、周囲の評価や期待を基準に選択や決断をすることが多く、それである程度うまくいっていました。もちろん会社においては、その会社の評価基準を満たすことは大前提ですし、それが求められるのは当然だと思っています。ただ私の場合はふと気づくと上司からの飲み会の誘いや自分の部下への指示、顧客からの無理な要望に応える時まで、日常の選択や決断レベルで「どうやったら評価されるか」、もっと正確に言うと「どうやったら悪く思われないか」が最初に頭に浮かぶことが多く、一生懸命目の前の仕事をこなしても、仕事の報酬や成果以外のところでの安心感や自信は得られませんでした。

よく人生は選択の積み重ねであると言われますが、結局のところ私は無意識のうちに他人の手に自分の生き方を委ねていたのだと思います。それがコーチングを通して、自分がどんな人間で、何を大事にしたくて、どんな時に行き詰まりやすくて、どうやったら回避できるかがわかってくると、必要な選択をできるように変わっていきました。今でも正解がわからないような状況も多くありますが、自分は何と何を天秤にかけてどちらを優先したいか、自分で考えて決めることができるようになったことは、やはり私にとって、そして人生においてもとても大きな意味を持ちました。

これから

今私は主に20、30代のビジネスパーソンのコーチングをさせていただいています。20、30代は仕事でもプライベートでも大きな変化がいくつもあり、何が正解か自分でもわからず、これまでの自分のやり方が通用しなくて悶々とすることも多いかと思います。

改めて自分と向き合う必要がでても、一体どうやって向き合ったらいいかわからない。そんな時に自分のことを知り、目指す状態を明確に描き、そのために必要な思考や行動、スキルを身につけるのをサポートする最善のアプローチがコーチングだと思っています。

今の状況を変えたいけどどうしたらよいか悩んでいる方が、コーチングを通してそれを実現する力はすでに自分の中にあることに気づいていただけたら、コーチとしてこれ以上に嬉しいことはありません。

VISION

選択をすることは自分の人生を生きること

MISSION

人が持つ意思の力を信じ、それを最大限に引き出せるコーチであり続ける

VALUE

・クライアントの可能性をクライアント本人以上に信じる

・一つの見方と一人の味方がきっかけをつくる

・自分自身が楽しみ、精進する

・本当にどうしようもない時は、笑いの力を借りる

MY TRIVIA

・外国語の勉強が好きです(独学でTOEIC940点、ポーランド語にも挑戦しました)

・ドラゴンボールとキングダムを愛読しています

・長距離走が得意(短距離走は苦手)

・新しい技術、ガジェット、人間の心理・行動に興味があります

・好きな言葉は「これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず」